ニュースリリース
2024年04月19日 掲載
令和6年4月17日(水)、宮崎県内の小学校教員を目指す宮崎大学の学生が参加する「育成プログラム」の一つである「ひなた教師セミナー」の開講式を開催しました。
本セミナーは、宮崎大学教育学部と県教育委員会が連携し、「小中一貫教育コース小学校主免専攻『宮崎県教員希望枠』」の学生を対象に令和4年度から開始された全国的にも注目されているプログラムで、今年度で3年目を迎えます。
開講式には、本セミナーを受講する2・3年生合計30名の学生と宮崎県教育委員会関係者に列席いただくなかで、藤井良宜教育学部長と宮崎県教育委員会教育次長の北林克彦様から学生に対する期待の言葉が述べられ、29名の新入生を代表して教育学部1年の押川愛茉(おしかわ えま)さんから、「大好きな宮崎に恩返しすべく、現場に出たときに即戦力となる学びを仲間と協力して深めていきたいと思います」と力強い宣誓が行われました。
開講式終了後、1期生(3年生)および2期生(2年生)を交えた交流セレモニーが実施され、4人組のグループに分かれて自己紹介が行われたほか、これまでの「ひなた教師セミナー」におけるプログラムについて新入生からの質問に先輩が答えるなど、終始和やかな雰囲気のなかで行われ、新入生のみならず、先輩と後輩の親睦も深まったようでした。
宮崎県教員希望枠で入学した学生は、1年次から宮崎県内の学校現場を視察するプログラムがあるほか、実践的な内容を1年次から段階的に学びます。また、1年間に2回の県教委職員と大学教員とによる個人面談が設けられるなど、きめ細かなサポート体制を兼ね備えた独自の育成プログラムにより、高い実践力とリーダーシップを身につけ、卒業後は本県の小学校教員として、即戦力として活躍することが期待されています。
なお、宮崎県教員希望枠の定員は1期生と2期生は1学年15名でしたが、令和6年度入学の3期生からは1学年の定員が拡大され、29名が在籍しています。宮崎大学では、今後も教育委員会などとの連携を深めながら、本県の教育環境の更なる充実に貢献し、未来を担う若者の育成に寄与してまいります。
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