ニュースリリース
2023年08月04日 掲載
令和5年7月27日(木)、宮崎大学がMRT宮崎放送などと連携しながら、アナウンサー・ディレクターさんなどを講師に招き、放送関係の裏側までをしる基礎教育科目「地域とメディア・コミュニケーション(担当教員:地域資源創成学部准教授 土屋有)」全15回が終了しました。
△ 3回目講義終了後撮影
本講座は、テレビ、ラジオ、スポーツビジネスなどの現状について学び、地域におけるメディアの役割・価値、メディアから見た地域の価値を相互の視点から理解することを目的に、株式会社宮崎放送(MRT)による全面的な協力を得て実施されるもので、放送局の経営・製作・営業などの地域メディアの最前線の専門職(アナウンサー、テレビプロデューサー、ラジオプロデューサー、テレビドラマプロデューサー、アプリ開発担当者など)が講師を務める実践的な講座です。
△ 学生に熱く語るMRT牧会長
1回目と2回目は、土屋准教授が講座の目的や概要が紹介されるとともに、MRT牧会長が講師を務め、「放送(電波)は誰のものか?」というタイトルで、様々な事例を基に説明しながら、戦後、全国各地に設立された放送局の変遷とこれからの展望などについてわかりやすく説明していただきました。また、3回目はMRTアナウンサーの加藤沙知氏が、4回目はMRT報道制作局長の小畑氏と営業局長の木許氏に、「テレビとラジオの仕組み」と題してテレビ制作の現場などについて話していただきました。
△ フェニックスカントリークラブでの講義にて
その後、5回目から8回目は集中講義形式で、日本ゴルフツアー機構公認の男子プロゴルフトーナメントの一つで、宮崎市内にあるフェニックスカントリークラブで開催される「ダンロップフェニックストーナメント」を題材として、現地における現地視察を含めて講義が行われ、5月28日には、ダンロップフェニックストーナメントをより盛り上げていくためにはどのようなことを仕掛けて行くべきかなど、グループに分かれて発表してもらいました。
△ 5月28日の発表会終了後撮影
第9回目は、「愛してると言ってくれ」「ずっとあなたが好きだった」「スウィートホーム」など、昭和生まれの人なら今なお記憶に焼き付いているドラマを生み出した貴島誠一郎氏が講師を務め、ドラマの名場面を実際に見せながら、そこに込めた想いやエピソードなどを紹介。
△ 貴島誠一郎氏
第10回目以降も次々と豪華講師陣に登壇いただき、全ての講座で学生さんが興味深く話しに聞き入っていたことが印象的で、学生にとっては実践的な学びをすることができたとても贅沢な時間となりました。この講義にご協力いただきました関係の皆様方には心より御礼申し上げます。
△ 15回目の講師を務めた山崎アナウンサーが持参した就職活動用に作ったエントリーシートを見るために集まった学生の様子
宮崎大学では、今後も地域企業、行政、NPO法人等と密接に連携しながら、有意義な学びの場を提供し、将来を担う若者の人材育成に努めてまいります。
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