一方で私達に感動を伝えてくれた出来事は、年間流行語大賞にも輝いた「ワンチーム」をスローガンとした日本ラグビーチームの快進撃でした。ラグビーワールドカップでアイルランドを下し、長年の夢であったベストエイト進出に涙した日本人も多かったと思います。目的に向かって努力を続けた選手や関係者の話を聞けば聞くほど、感動の思いが湧き出てきます。目的達成に向けて、目標を定め、ワンチームとなって突き進んで得られた成果でありました。 強力なスクラム、高い技術のオフロードパスなど宮崎キャンプでの練習の成果が高く評価されているようです。加えて、練習の合間に日向市の大御神社にお参りをして必勝を祈ったことも大きく報道されました。同地にある「細石が巌となる」こととAll for one, one for allのラグビーの精神がイメージとして繋がったとみる人も多く、スポーツランド宮崎を押し立てている本県にとっても、大きな追い風となりました。