大学案内
令和3年10月から宮崎大学長に就任した鮫島 浩です。宮崎大学は、「世界を視野に 地域から始めよう」のスローガンのもと、地域との連携を密にした人材育成を行うとともに、宮崎最大の知的拠点として発展しています。生命科学、環境科学、エネルギー科学、食の科学、多領域共生分野の科学などを中心に、分野を超えた、融合的で特色ある高度な学術研究成果を世界へ発信しています。
本学は、教育学部、医学部、工学部、農学部、地域資源創成学部の5学部からなる総合大学です。大学院には修士課程として教育学研究科、看護学研究科、工学研究科、農学研究科、地域資源創成学研究科があります。さらに、異分野融合型のユニークな研究体制である医学獣医学総合研究科および農学工学総合研究科を備えています。
われわれは、地域活性化の中核的役割を果たす大学として旗幟を鮮明にし、教育、研究、医療、地域貢献、国際貢献の分野で地方創生を主導し、未来に繋げることをビジョンとして掲げています。例えば、宮崎県は有数の畜産県であることから、西日本最大級の大学附属牧場施設である住吉フィールド(牧場)と大・中動物用の実験機器を備え最新の研究体制を整備している産業動物防疫リサーチセンターを拠点に、家畜感染症に関する国際的な教育や研究を行っています。
医学部附属病院では、様々な高度医療と救命救急医療を提供し、地域の中核医療拠点の役割を果たしています。さらに、宮崎市立田野病院の指定管理者の役割を果たしながら、今後の地域医療を見据えた総合診療医教育の場として、医療者の育成に積極的に取り組んでいます。
また、これまで地(知)の拠点整備事業(COC事業)や地(知)の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)を代表とする文部科学省の事業に採択され、県内の大学・高専、自治体や産業界と連携して産業人材の育成と若者の定着に向けた取組を推進して、高い評価を受けてきました。それらの実績が評価され、現在では、宮崎県支援のもと、宮崎の地方創生に向けた取組を展開しています。
今後とも、宮崎県を始め、地域の市町村や様々な企業・組織との連携を深めながら、輝き続ける大学でありたいと考えています。
令和3年10月1日
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